23話 【トゥルー・ビギン】

あまりの事に声もないです。




この展開を、私はどう理解すりゃいいですか？






拍手アリガトウございます。
辛さは皆さんと一緒だと思ってマス…。

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【トライアングラー】

三角関係はマクロスの特徴の一つですが、
初めから決まりきっていたものをここまでダラダラと引き延ばし、
『恋も家族も友達もないけど、歌の為に生きられれば本望でしょ？』
みたいな考えを、スタッフが持っていない事を望んでました。

でもなんか、スタッフが視聴者を裏切りパターンかな。
先の展望が見えないというかなんと言うか。


Ａパートのシェリルは激しく可愛かったです。
2人でキッチンに並んで立つシーンは『夫婦か！』と突っ込めるところです。
料理は壊滅的と監督に言われていたシェリルは、以外にも綺麗に包丁を使っていました。
まぁ、お約束のように指先を切り、それを手当てしようとしたアルトを背中で拒否しましたが。

お酒を飲んで頬を染めた彼女はこれまた激カワでしたが、
グラスを煽るその表情は、この時間が幻想であると悟っているかのようでした。
無理矢理気持ちを高め、明るく振舞うシェリルを見て「（病気で先もないから）無理もないか」と
判ったような顔をして呟くアルトにイライラしっぱなしでした。

お姫様抱っこも堪能できたし、久しぶりにアルトに女王様口調で話すシェリルも良かったです。
部下にプライベートだだ漏れ状態で焦り、先輩風吹かすアルともまた可笑しかったですし、
そんなアルトのバルキリーに、にこやかに手を振るシェリルがまた可愛かった。


かわいい、ホント可愛かった。
いい大人がアニメのキャラに「かわいいｖ」と連発できるほど入れ込んでいる現実（笑）

でもその裏では、シェリルはアルトの気持ちを全てわかっていた。
それでも傍にいて欲しかったんですよ、彼女は。

「役者ですね」と矢三郎が思わず唸るほどの徹底振り。
流されるばかりのアルトは、そんなシェリルが内心何を考えているのか知らない。
シェリルは【アルトが同情で傍にいる】というのをわかっていた。
そして、この一緒にいられる幸せな時間が長く続かないこともわかっていた。
それは自分が病気で余命いくばくもないということもあるだろうけれど、
それ以上に、アルトの気持ちが自分にほとんど無い事に彼女は気付いていたから。

【ランカを守るためにs.m.sに入隊し、ランカのために戦ってきた。
 そのランカがヴァジュラの道具にされるくらいなら、自分がランカを殺す】

『彼女が汚されるくらいなら自分が殺す』言いたい事はこういうこと……たぶん。

これほどの告白を聞いてしまったら、シェリルはもう覚悟を決めるしかない。

「わかっていたことよ」
全てわかっていた。
アルトの気持ちが自分にない事に。
アルトの気持ちが自分に決して向かない事に。

こうやって、アルトとの蜜月は終わりを告げるのでしょうか。



あまりにも酷過ぎませんか。

家族もなく、実験の道具として利用され
信頼していたものは裏切り、
親友と呼べるものはおらず
愛情すら満足に得る事が出来ない。

彼女がたった一つ信じられるものは歌だけ。
その歌を武器として使う事を了解したシェリル。
延命の為の投薬もやめ、そのせいでフォールド波も強くなったが
命を削り、歌う事に命の全てをかける。


「優しいのは罪よ……それが同情だとわかっていても甘えたくなるから」
「人を道具として扱うならとことん冷酷になりなさい」


どれだけ落とすんですか。
どれだけ苦しませれば気が済むのですか。
ランカちゃんに優しい世界なら、どんな展開でも許されるんですか。
はじめから決まりきった結末なら、何故あえてシェリルという対抗馬を作ったんですか。





このまま話が終わるとは思えない。

おそらく2期、もしくは劇場版なりＯＶＡなりが出来るでしょうね。



シェリル妊娠説も、あながち有り得ない話じゃないかもしれない。

ランシェはＶ型感染症のキャリアで、ランカは胎児感染して生まれてきた。
だからああいった能力が生まれつき備わっているのだろうが、
もしシェリルが妊娠していたとすると、その胎児は感染確実でしょうし、
今ランシェとランカの秘密をここで明かしたことも納得がいく…かな。

まぁ、最後まで見るつもりですけどね。
今後展開がひっくり返ってもあまり嬉しくないな。


とにかく






頭来たからアルシェリサイトさんと自分で補完




シェリル万歳ｖｖｖ
愛してるｖ